ひとひらの花びらが舞う

ひらりひらりと
それは掴めそうで掴めない

ゆっくりと水面へと落ちて
静かに流れてゆく

それはまるで
あなたへの恋心のように





【ひとひら】

貴方と一緒に見た景色
その景色を見ると貴方を思い出す

もう一緒には行けない

私は一人寂しくなると
貴方と見たあの景色を見に
思い出の中の貴方に会いに行きます





【風景】

彼からのメッセージはいつも
「○○ちゃん元気？」から始まる

元気？と尋ねるくらい
たまにしか連絡してこない彼だった

もっと連絡して欲しい私は
元気？から始まるメッセージが
すごくイヤだった

前回のメッセージから
もうどれくらい経ったのだろう…

今までこんなに連絡ないことはなかった
もう連絡は来ないかも…


それでも私は
今でも彼からの連絡を待っている…
「○○ちゃん元気？」





【元気かな】

貴方との約束
守られなかった約束…

私は今でも
いつか叶うかもしれないと
淡い期待を抱きながら
貴方との約束を胸に思い続ける

それは決して守られることのない
約束だと知りながら…





【遠い約束】

あなたと過ごした日々に流した涙

今はあなたを忘れるために流す涙

いったいどれだけ流せば
あなたを思い出にできるのでしょうか…




【涙】