9/5/2024, 8:23:04 AM
#47「きらめき」
うらめしくて どうしようもなく
きみは 北斗七星
32.6光年 縮まることのない距離
きっとつかめない わたしには
あの きらめきが、
9/1/2024, 10:27:17 AM
#46「開けないLINE」
愛の言葉が折り重なって
花の束が私を埋めつくして
そのままでいてって
枯れること恐れて
ドライフラワーにして
私たちの関係は
枯れて
8/31/2024, 10:15:47 AM
#46「不完全な僕」
赤も、青も、何もかも
僕の画材からなくなった、虹色
「はっきりした色が、個性」
「濁った色も、個性」
ヒトから受け入れられるのは、
いつだって名前のあるものなんだ
8/31/2024, 9:31:06 AM
#45「香水」
きみの
笑い声が思い出せないんだ
きみの
かぜに揺られて踊る髪も
きみの
やわらかい肌の感触も
きみと
一緒に食べたカレーも
だけど
においだけ、かすかに君を覚えている
はずなのに、君の
のこりかけの香水を付けたって
ここにきみは居なかった
あぁ
君の汗が、君の体温が、きみが、
きみが、いなくちゃ
こうして
きみの全てをわすれてゆくんだ
のこりかけの香水を残して
8/15/2024, 9:48:16 AM
#44「これが愛と言うならば」
キズつけること
これが愛と言うならば
嫌いになるのも愛なのか
関係が修復しても キズは修復しないこと
これが愛と言うならば
このキズの価値はなんなのか
嫌いは愛情の裏返し、なんて
これが愛と言うならば
君は出ていくはずがない
これが愛と言うならば
私、こんなに泣いてない