星降る夜の下で君と2人で笑って、泣いて、沢山また笑って
『生まれ変わるなら星がいい』とか意味わかんない事呟いて。
そんな時間を打ち壊すかのように君は綺麗な星となった。
君はもしかしたら私に言葉でサインを出していたのかな、?
ごめんね。
こんな事になるならさ私も星になれば良かったなんて、、。
また会いたいよ、また喧嘩しようよ、笑おうよ、泣こうよ
またバカ話しようよ、星空の下でまた一緒に話そうよ。
私の事置いてくなんていい度胸してるわ、、ほんとにさ。笑
二人で一つって君が言ったんだからさ、
星になるならそれも一緒でしょうよ普通。笑
でも、君には勝てないよ。君が辛くても見抜けない、君は凄いよ
でも帰ってきて言っても帰ってこないのは凄いと思わないけど。
でも君がそういう人間なのは私が1番知ってるし。
この時、私がどうするかなんて君がいちばん知っているでしょ?
ねぇ、もし今この星空が今も
"君と見れてたら"どう変わってたんだろうね。
最後に見る空が綺麗な星空で良かった。
そう言って私は宙に身を投げ出した。
綺麗な星に私はなれるかな、
私達"人"の運命は多分神様だけが知っているんだろう、。
いや、もしかしたら神様も知らないかもしれないね、
そんなクラスの陽キャ共の会話を聞いていた。
私はそうは思わないけどね。
私達それぞれの運命はそれぞれが決める。
だからこそ神様だって知るはずがない。
だって言うでしょ?私たちの人生絵と同じ。
一日一日が自分の好きなようにだんだん描かれていくんだから。
そしてその下書きに夜色を塗る。
過去を振り返ってそれに対して笑ってるんだから。
笑えない日でも人はそこに色を塗ってカラフルな世界を見る。
悲しくても人は人らしく笑わないといけない。
神様がいたとしても、何も変わらない。平和なんかない。
いじめに遭う人は毎日泣いてしまう子だって居るでしょ?
でも泣いたとしても夜一人になると今日を振り返る、だから色が塗られるんだ。神様が私達の人生を知っているならいじめになんか遭ったりしないと思うし、そもそも犯罪だって起きないと思うもの。
でも、もし。もしだよ、?
神様が私達人の人生を知っているなら何であの時、
私の両親を殺したの、?
何で助けてくれなかったの?
何で今この屋上に居る私を止めてくれないの?
もう、いいや。
バイバイ私。
バイバイ神様。
私の友達Aちゃんは顔を合わせる度
「あ〜死にたいなぁ 笑」と言ってなんてねって顔をする。
でもそれが満更でもないような顔を去り際にしているのを私は知っている。
だから私達はある"約束"をした。
初めは
「私達は互いに相手が死んだら連動的に自分も死のうよ」
って提案だった。
Aちゃんは「なんそれ笑そんなん死にたくても死ねんやん?笑」
って返してきた。だから、約束とした。
でもその日の帰り道Aちゃんが海に飛び込んだと聞いた。
でも私は死ねなかった。
いや、正確にはまだ"生きたかった"。
その次の日にAちゃんの家へ行った。
Aちゃんのお母さんは泣いて私を見ていた。
「おばさん…」
「私ちゃん…Aはもう居ないのね、」
「すみません、私がもっとちゃんと見るべきでした」
「謝らないで、!Aはきっとあなたに感謝してるわ」
そんな会話をして私は家へ帰るため泣きながら海の堤防の上を歩いていた。
そしたら急に前に人影が見えた。
綺麗な白い服に身をまとった女の人。
近づくにつれてAちゃんに見えてきた。
ふと思った。
道の先に居るのは君なの?
ってね。私ももうすぐ逝くね。"約束、!"
そう言って私は宙に身を投げた。