12/17/2024, 7:54:34 AM
「 。 」
…声が出ない。
こんな状況じゃ無理もない。
体温の低下からか、さっきからふるえも止まらない。
…廊下を通り過ぎて
「また、風邪か…」
そう呟きながらドアを開ける。
いつになったら、治るのだろうか。
君を前にすると、声が出なくなってしまうんだ。
おまけに、子じかように震えてしまって…。
…恋は病という言葉は本当なのかもしれない。
僕は、君の前でだけ風邪を引く。
風邪
12/15/2024, 11:08:29 AM
「…はぁー」
優しく息をはく。
口の一面が白く光る。
…こんなに寒いんだ。
やらずにはいられない。
「ふふっ。」
声が聞こえた気がした。
この季節でしか、出会えないんだ。
君との思い出はたったの3ヶ月だけだったから。
もう…出会えなくっても。
君の声が聞こえるように。
雪を待つように。
今日も君との想い出を再現してる。
12/14/2024, 1:29:12 PM
「キラキラしてる…。」
この季節になるといつもゆううつになりかける。
恋人がたくさん周りにいるから?
…ちがう。
鼻が詰まってずるずるだから?
…これもちがう。
……わかってる。
こんな気持ちになるのは、
本当は…きっと。
幼い頃のあの事を思い出してしまうからだ。