神様が舞い降りてきて、こう言った。
「やよい軒ってどのあたり?」
また天高く舞い上がり、指さした方へ
神様、ごはんはどれくらいおかわりなされるのでしょう?
夕暮れはごはんのにおいと、神様を運んで
昔、かなり言いがかりな内容のクレーマーが職場に来襲した際、
奇跡的にもう一人全く別のクレーマーが吠えに来て、
クレーマー同士で何故か口論になり、
結果的に最初のクレーマーが後クレーマーを追い払ってくれた。
クレーマーも(結果的に)誰かのためになる時がある。
ただ会話が成立しなかったので結局通報はした。
特撮の怪獣VS怪獣もきっと、そういう事なのだろう。
誰かのためになるならば多少光線で街を火の海にしても...
いやこの解釈たぶん違うな。特撮好きに怒られそう。
誰かのためになるならば、誤った解釈について謝ります。
ある日、物知りな長老の元に小さな子が訪ねてきた。
その子は誕生祝いにたくさんの鳥たちを貰ったが、
お世話をする為の鳥かごが無く、
どうすればいいかを相談に来たようだ。
長老は
「使っていない鳥かごがあるから、1つ持っていくといい」
と提案するが、その子は首を横にぶんぶん振っている。
どうやら窮屈そうなので可哀想、というような事を言っている。
長老は蓄えた顎髭を撫でながら少し考え、
少女に一回り大きな青い玉状の鳥かごを手渡した。
「これならさっきのかごよりも大きい。ここに入れれば手狭な思いはしないよ」
その子は
「逃げちゃったりしない?」
と言い不安そうにしている。
長老は諭すように話し始めた。
「この玉はね、玉の真ん中にみんなを強く引っ張る力があって、簡単には逃げられないようになっているんだ。」
そうして、鳥たちは青い鳥かごのなかで暮らしている。
鳥かごの中で、かごを作り合いながら。
今は疎遠になってしまった友達から貰った手紙を捨てるタイミングは、いつなんだろう。
そもそもどこに置いたか覚えていない。疎遠になるのもなんだか頷ける。
大切に保管している。ものは言いよう。
大切な友情は、捜して出てくるようなものではない。