【よいお年を】
「ありがとう。」
「嬉しい。」
「苦しいよ。」
「頑張ろう。」
「みんなありがとう!!」
私の未来はこの言葉に詰まってる。
もう二度と後悔しないように。
「よいお年を!!!」
私はまた新しいスタートから始まる。
【星に包まれて】
私は放置園の時から人よりも できる 子だった。
なんでも、失敗せずできてしまった。
そのうち、無意識に周りを見下して
努力も徐々にしなくなった。
年齢が上がっていくうちに私より
できる 人たちが増えていった。
私だけが落ちていった。
周りがキラキラと輝くたびに
私は暗くなっていく。
【凍てつく鏡】
私の使っている鏡は私の病気がわかったと時から
少しずつひび割れ、少しずつ凍っていった。
私の病気は、どんどんと悪化していった。
その度なぜか、鏡が壊れていく。
私が、再び鏡を見ると、鏡の面が
凍っていて、何も見えなくなった。
そして、ゆっくりと崩れていった。
嗚呼、私もういなくなってたんだ。
【時を結ぶリボン】
私の部屋には、リボンモチーフの時計がある。
ピンク色の時計だ。
あれは私のいつも一緒だった。
私のピアノの発表会の時も
高校受験の時も
行くとき、時間を教えてくれるのはいつも
この時計だった。
でもある日、この時計をもらいたいと
言う人がいた。
私もこんな可愛い時計をこの年で
持つのも思い、あげることにした。
そのこの家へ行く途中、私は角を曲がる
瞬間だった。
その時から私の記憶は途絶えた。
【手のひらの贈り物】
私は毎年、クリスマスにプレゼントを貰う。
どれも素敵だけど、心の底から
うれしいとは思えなかった。
今年のクリスマスもそんな感じで終わってしまった。
私はなんで、人からもらったものを
素直に喜べないんだろう。
一人で、部屋の椅子にかけながら考えていると
一人の女の子が、話しかけてくれた。
「何か悩み事?」
その子は、私の顔を見て察したのか
声をかけてくれたみたいだ。
「うん…ちょっとね」
なぜか知らない人なのにすらっと言葉が出てきた
「私、もらったものに素直にうれしいとか
感じなくて。ほんと、最低だよなって」
「…………………………」
「もらったものだけに目をむけんじゃなくて
その思いに乗った思いにも目を向けてみたら
何か変わるんじゃない?」
その子はすごい冷たそうな手を私の前に差し出して
言った。