健康なこと
ご飯が美味しいと感じられること
あったかいお風呂に入れること
お気に入りのボディクリームを使うこと
自分の時間があること
縦列駐車がうまくいったこと
食べ放題に行くこと
ひとり旅をすること
お気に入りの洋服が着れること
背伸びしてちょっと大人っぽい靴を買ったこと
自分を気にかけてくれる人がいること
社会のなかで認められること
本を読んだり映画やドラマを見て涙すること
手作りの何かを貰うこと
学べる環境があること
帰る場所があるということ
夢や目標や野望ができること
大切な存在があるということ
誰かに愛されること
手を繋ぐこと
“ありがとう”を貰うこと
好きな人と言いたいことが被ったこと
夜空を見て綺麗だと感じられること
好きな人に好きと言えること
ラブソングが心にしみたこと
自分のことを大事にできること
幸せの物差しは人それぞれ違う
他人からはそんなことで?って言われることでも、その人にとっては幸せなのかもしれない
小さいことに幸せを見いだせるほうが、幸せは長続きすると思う
とりあえず、世界中の人全てに共通している幸せなことは、
“生きていること”
どうか貴方の暮らしが早く平穏なものに戻りますように
浅い眠りの中、何かが震えているのが分かった。それが枕元の携帯であることにもすぐ理解する。のろのろ手を伸ばして目に優しくない明るさの液晶を見つめる。なんで、こんな時間に。一瞬で目が覚めた。こんな真夜中にかけてくるなんてよっぽどの用事でしかない。
「もしも――」
『あ、出た出た!良かったー』
「……は」
『早く!窓の外見て!』
早く早くとしか言わないから仕方なく起き上がって窓のそばへゆく。一体何が見えると言うのだ。カーテンを開けて外を確認する、が、
「……何があるって言うんだ」
『え?ほら、だんだん昇ってきたよ!見て見て、きれーっ』
声が物凄く弾んでいるのでどうやら非常事態ではないらしい。けれど一向に相手の伝えたいことが伝わらない。そもそも外を見てと言われてもお前と同じ景色が見えるわけないだろうが。ここはお前の居る日本じゃない。
昇る。きれい。それらの単語とこの時間にかけてきた理由でようやく理解した。相変わらず、電話の向こうではハイテンションな声が聞こえてくる。
「……日の出を知らせようとしたんだろうがこっちはまだ深夜だ。日の出までまだ3時間以上ある」
『え』
すっかり時差というものを忘れていたらしい。はしゃぎ声がぴたりと止まった。
『そ、そっか。ごめん、おじゃましました。お休みなさい』
「待てよ」
『え?』
「日の出まではまだ時間があるが、こっちも日付を跨いだのは確かだ。何か言うことあるだろ?」
『あ、うん。明けましておめでとうございます』
落ち着きを取り戻した声で新年の挨拶を告げる彼女。本当は、もし今目の前にいるならば迷わず俺に抱きついてくるのだろう。想像するに容易いことを思い浮かべていると勝手に口元が緩む。
「今年は去年よりもそっちに帰れるようにする」
『ほんとう!?』
わーい、と今年初の嬉しそうな声が聞こえる。いつかな、早く会いたいな。彼女の喜ぶ声が耳の中へ浸透してくる。でかい声なのにとても心地よかった。
まだまだ闇の空を見上げながら思った。俺だって会いたいのは同じだ、と。
今年の抱負。
健康に、楽しく美味しく美しくいたいな。
1日1回は笑う。
あと、人に流されないようにする。
それと、あんまりイライラしないこと。
たとえダンナが、元日早々に結婚指輪失くして見つからなくって「きっとその内出てくるよ」って他人事みたいな言い方してきても殴りかからないようにする。
新年明けましておめでとうございます。
おめでとうと言っていいのか、
ここを更新してる場合なのか、
悩んだけど、
被害に遭われた方がどうか無事にこの夜を乗り越えられますように。
大丈夫だからね。
絶対に、どうにか、なんとかなるからね。
きっと光が射すから。
貴方がまた絶対に笑える時がくるよう、願っています。
来年は〜〜
朝ほんの少し早く起きて余裕を持つ
作ったことない料理に挑戦する
スキンケアをもっと究める
今年よりたくさん本を読む
適度に身体を動かす
あんまりクヨクヨしない
SNSから適度に距離を保つ
大切な人を今以上に大切にする
他人と比べない
推しを全力で推す!
ささやかなことでも自分を褒めてあげる
夏にこのアプリ始めてから今のとこ皆勤賞
来年も書くぞお
良いお年を🐰→🐲