日常
いつの間にか眠りについて
いつか起きて
ぼーっとしながら『あーこれやらなきゃな』って
やってみたり
まだ眠いから、時間があるからいいやって
二度寝してみたり
お腹が空いたらご飯を食べて
1日が終わる前にはお風呂に入って
今日何してたんだろって振り返って
特別何もしてないこの事実が負担だから横になる
そしたらまた朝を迎えてる
嫌になるよな。
今を生きるのに精一杯だ。
それで十分すぎるかもしれないけど
僕にとっては少し、苦しいものなんだ。
好きな色
単色でな、『これ』と言えるような色を好きなんじゃなくてな?
テーマの雰囲気に合った組み合わせが好きなんよ。
例えばな、クリームソーダやったらグラデーションが結構奇麗やと思うけんな、
水色に緑っぽいの足すとかな。
そんで白いキラキラとか足したりしてな、
もう、超奇麗やんか。
わかる?笑
じゃあ本題入るわな。
うちのな、イメージカラーは緑か青やと思ってんよ。
なんでかって言うと
やっぱ保守的だったりとか、考え込んじゃうとことかあってさ。
あんま元気みたいなイメージじゃないんやけどな。
そこにあんたが居ればな、どこにでも行けるって思うんよ。
だってあんたは明るくて、キラキラしてるから、
うちらだけの最高の色作れるって思ってるん。
やけん、うちはな、
あんたと居る時が1番輝いてて好きなんやで。
あなたが居たから
憧れのスタバで注文した。
ずっと行きたかった動物園に行った。
初めて1人で旅行に行き、ホテルに泊まった。
怖かったバスにも乗れるようになった。
外に行くのが楽しくなった。
買い物するのが平気になった。
臆病で不安だらけで、何も出来なかった僕が
バスに乗るとか、こんな小さなことから
旅行に行くとか、こんな大きなことまで
できるようになったんだ。
ね、凄いでしょ?
ダメな僕の傍でずっと見守って応援してくれた。
不安を打ち消すように大丈夫って言ってくれた。
知らなかったこと、たくさん教えてくれたから
できることが増えて、笑顔も増えた。
ねぇ、大好きだよ。
これからも一緒に居ていい?
これからはもっと楽しいことを2人でしよ。
あなたが居たから、今の僕があるんだよ。
本当にありがとう。
また会いに行くね。
相合傘
突然の雨に傘を広げ寄り添う私たち。
彼の肩が歩くたびに触れ合う。
彼は私を濡らさぬよう、自らの肩を濡らす。
その気遣いを全身で感じて、私は火照る。
顔が熱い。
『大丈夫?』
『あ、うん!大丈夫!ありがとう。』
雨が止んで欲しい。
でもあなたとはこのまま一緒に居たい。
落下
・・・痛い。
何がどうなった?
なぜ私はここでバラバラに砕けている?
そうだ。落ちたんだ。
あの11階の窓から。
私は少し重く頑丈につくられていてね、
表面も触り心地が良いと評判でサラサラなんだ。
この長所で君を守るんだ。
君が生きている間は私が支えてあげるって、
そう決めていたんだ。
私の短所はね、君のことしか考えてこなかったせいか、
衝撃に弱いんだ。
ごめんね、ずっと一緒に居られなくて。
ところで、なぜここに居るんでしたっけ。