7/2/2021, 11:23:08 AM
私は大好きな図書館で大好きなあの子と一緒に本を読んでいた。
「本変えてくるね。」
あの子はそう言って静かに席を立つ。
あの子が本を選んでいる間私はずっと本を読んでいた。
するとどこからか綺麗という声が耳に入る。
そちらを見てみると本を選んでいたアルビノのあの子の長い髪が日差しに照らされてきらきらと輝いている。
周りの人が見入っていたように私も見入っていたらしい。
気がつくとあの子は私の元に来て読みたい本なかったからもう帰ろうと手を引く。
私は本をあった場所に返し、あの子と手を繋いで長い道を歩く。
7/1/2021, 10:08:36 AM
最近授業が暇だ。
いや、元々つまらない授業だが…
俺は何故か毎回窓側の席になる。
だから自然と窓の外が目に入る。
カーテンの隙間からふんわりと見える窓の外を眺めれば女友達のクラスが体育をしていた。
サッカーをしていた友達がふと俺のクラスを見上げ、俺の存在に気づく。
すると友達はぶんぶんと手を振った。
俺もひらひらと手を振り返すとにへっと可愛い笑みが返ってくる。
それから俺は毎週この時間には窓をみてはあの子の姿を追う。
7/1/2021, 6:05:00 AM
「別れよう」
『えぇ』
私とあの人は合わなかった。
好きな物も真逆だし性格も真逆。
私たちは別れる運命だった
ほどけた赤い糸を見つめて
別れようと決意したのに少し寂しさを覚える。
__なぜだろう