8月31日、午後5時

今日で8月も終わりだ
かと言っても何をする訳でもない
特に人と関わる訳でもないし
何処かに出かけている訳でもない
何処かでみかけたが今日はブルームーンらしい
と言ってもまだ夕方
暗くなっている訳ではない
お盆過ぎてもこの暑さ
気温もなかなか下がりにくい
冷たいコーヒーでも飲みながらテレビを見ている
一つ変わったと言えば
少しばかり日が傾いてきたという所
そう言った意味では、秋へと近づいているのかも
また来年のこの日は何があるやら
またこの時に振り返るとしようか

ふたり

いつの間にか隣にいた
気付けば常に一緒だった
初対面から違和感がなくて
いつからの関係なのだろう
どこへ行くにもふたり
初対面がいつだったのかすら
覚えてない
笑いあったり喧嘩したり
長い月日が流れた
今もまた二人でいる
この先もきっとずっと
悠久の時の中を駆け抜けて
互いを認め尊重していくのだろう

心の中の風景
生活の中で暗いニュースや暑さ
心ない犯罪を見るたびに思う
何故ここまで過酷なのか
心の中の風が吹き
涙という大雨が降る
二つが重なり合い嵐となる
嵐が過ぎ
皆、幸せになれたなら
それはきっと
波も立たず平穏で
優しい降り注ぐ太陽と
緑あふれる豊かな心になるだろう
そうなる事を祈って
毎日を過ごしたい

暑さに堪える今年の夏
負ける事なく緑雄々しく生える夏草
時に雷鳴轟き降る豪雨でさえも
負ける事なく強く生える
雨上がりに香る夏草はどこか懐かしい
刈られてまた新たな生命が芽生え
どこからともなく伸びてくる
まさに強者