愛を叫べない。
だって愛がなにかわからないから。
誰か教えて。
本当の愛を。
最後は綺麗なものを見て死にたいな。
そんなことを思いながら誰も居ない公園でぼーっとしていた。
そんなとき、私の横を1匹のモンシロチョウが通った。
でもそのモンシロチョウはちょっと違う見た目だった。
大きくて見たことないくらい真っ白だった。
私には4歳の弟がいる。
弟がモンシロチョウ欲しいって言っていたのを思い出した。
家はすぐそこだから、捕まえていこう。
そう思った。
モンシロチョウを追いかけた。
モンシロチョウに夢中になっている私は周りのことなど見れていない。
モンシロチョウを追いかけている私は道路に飛び出した。
あ。
そこで私の人生は終わった。
最後に綺麗なものを見たいという願いは叶った。
でも、大切な弟にモンシロチョウを見せてあげられなかったのは、辛いな。
忘れられないことはなんだろう。
たくさんある。言いきれないくらいに。
でも、なにがあっても忘れたくないことはある。
それは、心から幸せだと思えた時間があったことだ。
1年後どうなっているだろう。
生きているかな。
親の離婚でお父さんがいなくなり、親友と喧嘩してから親友も友達も失った。
それからは本だけが私のそばにいた。
本に救われていた。
私も本を書いて人を救いたい。
そんな思いから小説家になりたいと思うようになった。
小説家は何歳からでもなれる。
だから上手くいけば今からでもなれる。
そんな簡単にいくことはないけど。
小学6年生から小説家になりたいと思い始め、
中学2年生から小説を趣味で書き始めた。
もしかしたら1年後、小説家になれているかもしれない。
1人でもいい。
本で人を救いたい。
はやく、人を救える小説家になれるといいな。
そう思いながら私は今も、本にしたい物語を考えている。
初恋の日はわからない。
私が好きだと思ったのはアニメやドラマに憧れて好きだと思い込んでいるだけなのかもしれないから。
アニメやドラマで見るように人を好きになったことはまだない。
彼氏は出来たことある。
だけど別れようって言われて泣いてしまうくらい悲しくなったことはない。
だからきっと私はまだ恋と言える恋をしたことがない。
今後生きていくうえでこれが恋なんだって思える恋に出逢えるといいな。