小説家になりたい中学生

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5/6/2023, 11:08:53 AM

明日世界がなくなるとしたら、私は、
最後にもう一度家族みんなでお母さんが作った温かいご飯をたべたい。
だってその時が1番幸せだったって今では思うから。

今まではあたりまえのことだと思ってた。
だけどそれがあたりまえじゃないと分かったのは、
お母さんとお父さんの結婚記念日。
お父さんの浮気が分かった日からだった。
その日からお母さんとお父さんは毎日のように喧嘩した。
そんなある日、お母さんとお父さんの喧嘩がおさまらなくて寝れなかった。
突然、ピンポーンと家のチャイムがなった。
おばあちゃんだと思った。
でも違った。
来たのは警察官だった。
怖かった。
お母さんとお父さんは連れていかれるの?
でも、連れていかれることはなかった。
その代わりに、お父さんとの別居生活が始まった。

お父さんは仕事で家に居ないことが多かったから、
そんなに違和感はなかった。
でも、1週間に1度くらいにある、
家族みんなでお母さんのご飯を食べる時間はなくなった。
お父さんがいないご飯の時間は、幸せだと思えないから。

また家族みんなでお母さんの手作りご飯を食べながら、
学校であったこととか、テレビで出てきたことを
話したい。
食べ方が汚いって怒られながら食べるのも、今では幸せだったって思うから。

あぁ、でも、もし家族みんなでご飯を食べれたとしても
お母さんとお父さんの気持ちは離れてしまったから、
その時のように心から幸せだと思うことはできないのかもしれないな。

5/6/2023, 1:50:29 AM

君と出逢ってから、私は・・・
人生が大きく変わった。

学校で喋れる人が居なくて孤独を感じていたとき、
君は話しかけてくれた。
あまり人と話さない私は、どもってしまう。
だけど君は笑顔で私の話を最後まで聞いてくれた。

君はクラスの人気者。
だから、君が私のところに来てくれると、
私の周りにも人が集まる。
だから私には、君以外にも話してくれる人がたくさんできた。

私は今中学3年生だから修学旅行がある。
今までは1人になるのが嫌で修学旅行を休もうとしていた。
だけど君が話しかけてくれたから、たくさんの人が一緒に行こうと誘ってくれた。
たくさんの人と、修学旅行を楽しむことができた。

修学旅行1日目の夜、君は言ってくれた。
好きです。付き合ってください。
そして気づいた。
私は君のことが好きだった。
だから私は言った。
よろしくお願いします。と

その日から私は、君にもっと好きになってもらうために
自分の見た目に気を使うようになった。
腰あたりまであった髪を肩より上に切ってボブにした。
顎あたりまであった髪を目の上まで切った。
黒色ばかりだった服は、緑や白、ピンクなど、たくさんの色の服を着るようになった。
お母さんに教えてもらいながら、お化粧の勉強も始めた。自分の見た目に自信を持つようになった私は、
自然と明るい性格になっていった。

君と出逢ってから、私は
友達ができ、
彼氏ができ、
自分に自信を持つようになり、
明るい性格に変わっていった。