見つめられるのは好きじゃない
吐いた嘘がバレてしまうような気がするから
どうしてそんなに見つめるの?
あなたは私を見つめて何を思っているの?
ああ、怖い。
せめて私の顔がこんなに醜くなかったら良かったのに。
家に帰っても視線を感じる
誰もいないのに
あなたに見られているような気がする
そんなわけないのに
落ち着かない。
あなたには綺麗な私だけを見ていて欲しいのに
やめてやめてやめてやめてやめてやめて
私に失望しないで
見捨てないで
もう…あなたしかいないのに
2024/3.29 NO.24 見つめられると
君のこと、だーいすき!
あ、ねえねえ。私、あなたの事も大好きだよ…?
ええ〜なんでこんな恥ずかしいこと言えるのかって〜?
へへ、内緒〜!
もー、そんな顔しないでよ〜
ほんとに大好きなんだからね!
…なーんて。
嘘に決まってるじゃん。
何素直に信じてんの?
でも、そんなすぐ騙されちゃう君のこと、嫌いじゃないよ?
ねえ、これからも素直に騙されていてね。
それが一番、幸せなんだから。
2024.3/4 No.23 大好きな君へ
君は今、何を考えているんだろう。
私と笑顔で喋っているけれど、笑顔の裏では何を考えているんだろう。
ああ、いやだ。
こんなことを考えている自分が嫌だ。
笑顔なんていくらでも作れるから、全てが信じられない。
笑顔が嫌い。
笑顔の君が嫌い。
君のことが…大嫌い。
ねえ、君を信じていいのかな。
ごめんね、信じるなんてこと、無理だ。
もう、だれも信じることが出来ない。
だから、私は誰からも信用されない。
……ひとりぼっち。
2024.2/26 No.22 君は今
物憂げな空って、どんな空だろう。
私はベットに寝転がって天井をぼんやりと見つめながらそんなことを考えていた。
灰色の雲で覆われた空かな。もしかしたら、夕暮れ時の紫色に染まった空かもしれない。
でも、それは昨日までの話。
君が死んでしまってから、雲ひとつない気持ちのいい空も涙を流しているように見える。
なんで死んじゃったのかなあ。
今日は快晴。
でも、私の心には光なんて一筋も差していなかった。
2024.2/25 物憂げな空
名前が決まりました
私にとっての小さな命は、あなたにとっては大切な命だったらしい。
あなたはあれからずっと泣いている。
…何がそんなに悲しいんだか。
ねえ、泣かないでよ。
そんなに泣かれたら、私まで悲しくなってきちゃうじゃん。
あーあ、こんなことなら、
自殺なんてするんじゃなかった。
2024.2/25 小さな命