僕と一緒に
「おどりませんか、僕と一緒に」
それは大きな大宇宙で誰にも聞こえない、私たちにしか聞こえない声で。
その日は海岸やビルの屋上に人が大勢集まった日だ。
夏の花火大会のように。
皆が一つのものに集中して
カメラを手に取ったりしながら撮影を楽しんでいた。
そう、今日は月と太陽が重なり合う「日食」。
「一緒に踊ってるなんて地球の誰も想像しない。僕たちにしか分からない素敵なダンスを踊ろう?」
あなたは顔を真っ赤に赤らめながらステップを踏んだ
cloudy
cloudy=くもり。
曇った空を見ると「感情を爆発させる前」のように感じる。これはいい面でも悪い面でも。
その感情を発散させるかのように、
次の日良いことがあれば晴れるし、悪いことがあれば雨や雷になる。
すべてのものには「心」があると、誰かが言ってたな。
曇さんも、人間と同じで心にモヤモヤやイライラを溜めずに晴れやかな心(快晴)でいてほしいな。
そうすれば私たち人間も心穏やかに過ごせるのかもしれない
いや、そういうモヤモヤやイライラの時期ももしかしたら
必要な時はあるかもね。
虹の架け橋
「ああ、撃たれちまったんだねぇ」
「打たれて虹の架け橋渡ったんだね。」
虹がすぅー……と消えていく。
「あなたは今まで自分を演じてきた。これで本当の
あなたになれたのだろうか」
私はこのまま仮の私のままいきていくよ。
虹の橋を渡るまでね。
「こんにちは。未来の〇〇です。xxxx年からあなたのラインというものに送信しています。」
「こちらは元気です。あなたは元気ですか?」
「xxxx年、10月に結婚するようです。そして私が生まれる予定です、どうかこのラインを見てください。そしてあなたが幸せになるよう願ってます。」
①
シャカシャカシャカ、
鳴らせ落ち葉の音
②
空は高く、呼吸をすると肺の奥に秋を感じる。
と同時に君の体温とムニッとした厚みのある手が恋しくなる。
君はあの日灰になって酸素となった。
呼吸をしたら秋を感じていたけど
それはもしかしたら君だったのかもしれない。
そう。すって、すって、はいて。