NoName

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10/22/2025, 2:30:29 PM

秋を感じない。
夏が永遠に続いてると思えばいつの間に冬。
もう息が白い。春はある。あ、風が吹く、寒そうと身構えた風が生暖かくて春を感じる、春風。秋風は無い。

10/21/2025, 11:04:57 AM

予感

10/20/2025, 3:47:43 PM

Friends
友達がいない。いるかと言われたらいないと答える。
それを聞いて文句を言ってくれる人もいるかもしれない。でも年に数回しか会わなくて、どうでもいい連絡をできるような感じでもなくて、そこそこ気を使うならそれって友達って感じじゃない。あと一度でも不審に思ったらもう完全には信用できない。

10/18/2025, 4:01:16 PM

ムキになってるんだろと、今更引き返せない、引き返したくないだけなんでしょって。先が見えない、でもお先真っ暗ってわけでもない。光と霧のはざまで、まるで神に遊ばれているかのように宙ぶらりん。コンコルド効果って聞いたことない?と呆れたように言ってくるから、毒を食らわば皿までって聞いたことない?って言った。毒を食ってる自覚はあるのかよってまた呆れられた。

10/17/2025, 10:30:23 AM

その部屋には誰もいなかった。見渡すと棚の上のダッグエッグブルーの砂時計が動いていた。ひとけのない静かな部屋で、まるで砂の落ちる音が聞こえてくるように思えた。
「勝手に入らないでほしいな」
振り向くと女が腕を組んで立っていた。扉の前に、いつからいたのかと思うほど自然に。
「その砂時計触った?」
「いえ…勝手に人の物には触りません」
「合ってるんだけど他人の部屋に勝手に入る人に言われたくないんだよね
てか何しに来たの?私に会いに来たの?」
「……いえ
この砂時計をひっくり返した人です」
「…へぇ」

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