9/17/2025, 3:25:47 PM
「なんかさ、意味ない服着れないんだよね」
「……はい?」
「たとえばさベストみたいなのとか」
「……うん」
「なんか、レースのビスチェとか」
「…防寒要素がないやつってこと?」
「まあそうとも言える。ベルトとかサスペンダーとか機能性あるのはわかる、ウォレットチェーンとか最悪!」
「あれ財布つけてないんだ」
「つける人もいるかもしれないけど!」
「…じゃあアクセサリー全部だめじゃん」
「まあそうだね、なんか、意味ないものをあえて選んで身につけてる感が無理、耐えられない
我のセンスを見よ!!みたいなのが」
「そういうものですか」
「だって自分だったらなりたくないもん」
「は?」
「ウォレットチェーン」
「え、何の話?」
「Tシャツとかズボンは明らかに必要でしょ?その中で肩身が狭い、かわいそうまである」
「余計なお世話だろ
じゃあ何になりたいんだよ」
「靴紐だね」
「靴紐。」
「靴紐。靴紐がなければ歩けない。必須。でもあのシンプルな形状とさり気なさ。いやー靴紐になりたいね。」
「好きにしてくれ」
「色変えれば雰囲気変わっておしゃれにも」
「おしゃれはしたいのかよ!」
必要なものだけでいかに洒落たことしてなさそうに洒落たことをするのかが大事らしい。めんどくせえ。この思春期が。
会うたびに違う靴紐の色の謎が解けた瞬間だった。
9/16/2025, 4:19:37 PM
その提案をされた時、ああ、毒入りの聖杯だと思った。
全ては自分で選んだ道。口をつける前から願っていた。どうかなるべく苦しくなく早く効いてくれますように。
答えは、まだ。
9/15/2025, 4:28:59 PM
いざこざの痣
十八面鳥
センチメンタル・ジャーニー
9/14/2025, 4:00:23 PM
月が綺麗ですねがアイラブユーなわけなくない?
それって野暮なのかねー風情がないだけかねー
言いたいことは分かるけどそれを今言うか。
牽制されてるのかと思うよ。
君と見上げる月…
どう見ても綺麗なんだけど。