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5/9/2023, 10:52:22 PM

『この学校は、あなたに縁があったのよ。』


大学受験は失敗に終わり、苦しかった時期に
恩師からかけて貰った言葉だ。

恩師との出会いは今から15年前。幼稚園の頃だった。
私は幼稚園入園から幼稚園に併設されていた英会話スクールに入り、
高校卒業まで習い続けていた。
1番お世話になった恩師である。

結果を伝える時が1番苦しかった。
今思い出しても涙が出てくるほどだ。
これ以上ないほどに頑張っても、望んだ結果は得られないもの。

恩師は、私をずっと信じてくれていた。
それはずっと変わらなかった。



『よく頑張ったね、悔いはない?…うん。それならいいのよ』


まずかけてくれた言葉。努力を認めてくれるいい恩師だ。
やめたくなった時もあったけれど、ずっとついてきてよかった。


『この学校はきっと、あなたに縁があったから選ばれたのよ。大学生活はすごく楽しいものになると思うわ。あなたらしく生きなさい。』


忘れられない、いつまでも。

恩師の存在も、この言葉も。

5/9/2023, 2:10:58 AM

一年後、自分は何をしているだろうか。

高校三年生、いや、正確には高校二年生の10月だったかもしれない。
通っていた塾では『受験生』と呼ばれる時期。
辛い受験勉強、唯一頭をリフレッシュさせるために考え事をする
時間が多くなった。

そこでこの内容が決まって浮かぶのだ。


実際に一年経った今、私は人生で一番と言っていいほど
充実な生活を送っている。

学友、勉強、バイト、様々な環境に恵まれ、幸せだ。


高校生までの学生生活は『いじめ』と共にあったと思う。
何度も心を傷つけられ、親にも迷惑をかけた。
そんな話、今となっては『あんなこともあったね』で片付けられる。

挫折、苦悩があったからこそ、今の幸せな生活があると思えば
学生生活も無駄にしたものではない。
幸せの形はひとつではない、そんな苦しい学生生活の中にも
親友の存在、ネットの存在があって、どうにかして幸せを掴んでいた。


一年前の私へ

一年後に私は幸せになります。最後まで走り抜くんだぞ。