大好きな君にこれをあげる。
そう言われてつい手を出してしまった。
手に渡されたのはストローの袋。
ゴミだ。
つい、ありがとうとまで言ってしまった。
そのストローの袋は小さく小さく折りたたまれて、きれいな五角形になっていた。
なんでもいい。
君に、冗談でも、大好きな君と言われた。
君が、君のその白くて華奢な手で、折りたたんだストローの袋。
全部全部嬉しい。
全部全部、君のものなら、全部全部。
間違って、「またちょうだいね」と言ってしまった。
君は言った。
きもっ!
うんうん、全部嬉しいから。
それも嬉しい。
むしろ嬉しい。
今日はひなまつりだね。
うちは男の子ばかりだから、関係ないね。
女の子いるじゃん。
ママだよ🫶
うんうん、まだ女の子って言ってくれるの?
ありがとう。
だったら女の子扱いしてくれる?
パンツ一枚でうろうろしないでくれるー!?
たった1つの希望だった。
そこに行ってダメだったら、
もう尽くす手がなくなる。
最後の希望をなくすのがこわくて、
なかなか一歩が出なかった。
ーーーーーー皮膚科。
出ては引っ込み、引っ込んでは出て、
顔のニキビがなかなかなくならない。
洗顔方法、スキンケア、食事、睡眠、
紫外線から肌を守る、
ありとあらゆる方法を試してもだめだった。
そしてついに皮膚科に行った。
塗り薬と飲み薬で2週間で治った。
早よ皮膚科行けばよかったーーーーー
欲望のままに生きるのなら、
まず何をしようかな。
千葉に行こう。
遠くの街へ行こう。
誰も知らない。
知っている人のいない、遠くへ。
とか、言っちゃったりして~笑
ちょ、茶化さないで?
真剣よ?
引っ越そう?
からの~?笑
からも何もないよ、ちょ、まじで、
君のために言ってんの!
心配してんのよ!?
へへへ、ありがとありがと。
もー、知らん、
勝手に病んどけ。
ごめんごめん、へへへ。
分かってるよ、苦手なんだよね、シリアスなの。
ちょっとポエってみただけ!
じゃー仕切り直し!
結婚しよう!!
キョエエエエエエエッッッッ!!!!