厚着しておでこに冷えピタ
歩道橋
しし座の星雨
魂 百まで
「星座」0
「むかしむかしあるところに… …………
…… …‥…… …………(もう寝たね)」
ホモ・サピエンスの夜空の素話
「星座」⭐︎
星も人も明るく目立つと結ばれる
すべての星が生きているのに
「星座」⭐︎⭐︎
みなみのうお座 フォーマルハウト
優等生には なれない私
「 星座 」 ⭐︎⭐︎⭐︎
あちらからこちらを見たら
どのように
地球や人は見えるのだろう
「星座」⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
人間の都合で消えた27の星座は今も煌々と在る
「星座」⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
ペンと剣
地にも/空にも線を引き
自分のものには名を書く僕ら
「星座」⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
群衆よ
それでも
僕は
やってない
地球は回る
地球は回る
「星座」⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
星球を七つ集めて神龍を!
ギャルのパンティ…!おっとやめとこ。
「星座」∞
。
手を繋ぐ口実にしたフォークダンス
たぶんお互い好きだったと思う
「踊りませんか?」
真剣な目で見つめたり茶化したり
毎日君の手のひらの上
「踊りませんか?」その3
賑やかなところは慣れていないから
秋の夜風がちょうどやさしい
「踊りませんか?」その2
どうしたら
君と結ばれるだろう
テスト勉強
苦手な確率
「巡り会えたら」
切りすぎた前髪目一杯伸ばし
金木犀のヘアクリーム塗る
「巡り会えたら」その2
幸運の神には前髪しかないが
坊主にかみは不毛な話
「奇跡をもう一度」
もうないとまだあるという口癖に
人はなにを見ているかを知る
「奇跡をもう一度」その2
占いは全く信じないけれど
1位のときだけ一応聞いてる
「奇跡をもう一度」その3
もし君がトーマスエジソンだとしてだ
九十九の努力はできるか
「奇跡をもう一度」その4
宵空を吸いて吐いてをくれぐれも酸いも甘いも 溶けかけてゆく
「たそがれ」
宵空や蜜柑6個の箱重し
「たそがれ」その2
黄昏に心は一片はがれゆく
「たそがれ」その3
黄昏にゆうづつひとつ一段と西赤らめる弾道ミサイル
「たそがれ」その4