杏乃云

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10/1/2024, 2:55:39 PM




宵空を吸いて吐いてをくれぐれも酸いも甘いも 溶けかけてゆく


「たそがれ」















宵空や蜜柑6個の箱重し 

「たそがれ」その2














 黄昏に心は一片はがれゆく


          「たそがれ」その3


















 黄昏にゆうづつひとつ一段と西赤らめる弾道ミサイル


          「たそがれ」その4

9/30/2024, 2:51:58 PM

今日はどうもお題に対して考えがまとまらないや そんな日もあるか

           「きっと明日も」














明日やるの明日はずっと来ないけど
今日おまえんち?行けたら行くよ
         「きっと明日も」その2

9/29/2024, 2:59:08 PM


旧校舎誰も知らない踊り場でしゃがんで君と予鈴が鳴るまで


「静寂に包まれた部屋」










 

大粒の汗が伝わる父の背の五分の沈黙破り水風呂 

「静寂に包まれた部屋」その2

9/28/2024, 1:42:29 PM

空の棚
また明日
待ってますねと
店員の笑み
ケーキより甘い 

「別れ際に」







百貨店の幕下りるまでの一時を
行きつけの店の馴染みの人と

「別れ際に」その2






曲がり角
たしかめるように
木霊する
おわりの遊び
「またね!」に「またね!」


「別れ際に」その3

9/27/2024, 3:01:29 PM

性急な雨雲レーダー手がかりに

困ることなく 虹 見ることなく

               
               「通り雨」







会う雨に名を付け
君を懐かしむ

余は通り雨かいな俄雨 

            「通り雨」その2










 通り魔と
 空目をして
 ひりとして
 空に目やりて
 通り雨 来る


「 通り雨」3


     

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