久々の
太陽あたたか
素手嬉し
【十二音日記】
何作ろ
気持ちが大事
創作は
逆さまのお題を見て思い出した事がある
僕は昔、逆立ちがとっても好きだったし得意だった
逆さまにみる世界はいつもとは別世界
だからこそ新鮮で
とても面白く楽しかった
誰にしろと言われる訳でもなく
ただ逆さになる
自己満足でしかないが
とても満たされていた
今はもうずっと出来ていないし
きっと出来ないだろう
でも床を蹴って反動をつける時の
体の動き
手の位置
視界
重力のかかり方
昨日のことの様に思い出せる
僕の体は変わっても
心はあの時のままなのだと思う
それがいいか悪いかは分からないが
正解や不正解はきっとない
いつか記憶がなくなる日が来ても
体は覚えていてくれるだろうか
そんな事を考えながら
夜はまだまだ続く
夜眠れない時
眠れないほど焦ることがある
その時は僕の場合
寝る事を諦める
意識を手放す事を諦める
焦れば焦るほど
眠れなくなるという経験が多かったから
ただ諦めるからといって
起き上がるわけではない
目をつむり
頭を動かさない様にして
ひたすら自分の呼吸に意識を向ける
それだけで
脳は眠っていると錯覚するらしい
と聞いた事があった
実際
昼休憩の時
10分だけこれをするだけで
頭がスッキリする
夜もこれをすると
いつの間にか意識を手放している
それでもぐるぐる考えるようなら
YouTubeの瞑想動画を
聴きながら横になる
いい香りのものを用意するのもいい
温かいタオルを首に当ててみたり
ホットアイマスクをするのもいい
色々と対策を立てられる様になってきた
これもまた成長だといいなと思う
【たくさんの思い出】
その言葉をみてすぐ思い出したのは走馬灯だ
走馬灯とは僕の認識では、死ぬ間際に頭の中にある今まで生きてきた様々な記憶が思い返される現象である
なぜ走馬灯になるのかという理由を最近本で読んだ所によると、脳が走馬灯を見せその中に死を回避できるか方法があるか模索させる為だという
それが本当なら
とても凄い機能が人間には備わっている事になる
その人格は死にたいと思っていても、体は生きようとしているという事だ
生命とは言葉に表せない程に、複雑な物なんだと思う