二人の秘密だ　と
君がつけた痕

指先でなぞって
一人微笑む

【誰も知らない秘密】



同じ場所に
あたしもつけたの

君が眠る
深夜のホテルで

あたししか知らない
その痕を
最初に見つけるのは
君か他人か



襟のある服で
君がつけた痕を隠して

隠さない君を
遠くから眺める



知っているのは
あたし一人だけ

鳥の鳴き声
外を走る車の音
君の鼻歌

確かに耳から流れ込むそれらが
僕を喧騒から遠ざけて

穏やかな　一日が始まる

【静かな夜明け】

僕の奏でる最初の音は
君に届ける　『おはよう』

この幸せな毎日が
ずっと　ずっと　続けばいい

【heart to heart】

心から心へ？

宇宙人か、超能力者か。

お生憎ですが、私は人間だから
そんなテレパシーは使えないのです。

だから、ね。
全力で伝えに行くよ。

何度だって声に出して
何度だって抱きしめて

必要なら　プレゼントでも。笑

何をしてでも　君に届けたい。

それぐらい強い　想いがあるの。

どうか　どうか
伝わっていて。

誰かが歌ってた

　ドライフラワーみたく
　時間が経てば
　きっときっと色褪せる



知ってるよ



それを綺麗と思うか　は
君次第

【永遠の花束】










あたしは思わない

それは ただ　枯れただけ　でしょ

咲き続けてよって思うのは
エゴだとしても

散って枯れて
実になって種になって

そう願うのは許してほしい



そしていつか
もう一度咲いて

やさしくしないで