11/17/2023, 10:52:56 AM
冬になったら
もこもこのブーツ
二人で履いて
あなたのポケットを
私の冷たい手の避難場所にして
きらきらを
きれいだねって並んで見たい
冬になったら
もくもく湯気のぼるお鍋を
二人並んで食べて
あなたの曇るめがねを
私は指さして笑って
きらきらを
部屋いっぱいに飾りたい
冬になったら
冬になっても
私の隣には あなた
【冬になったら】
11/16/2023, 12:57:26 PM
触れた手が離れること
視線が交わらないこと
それが当たり前になり
君の声が
私の名を呼ばなくなって
私の声は
君に届かなくなった
隣に いるはずなのに
こんなにも こんなにも 遠い
【はなればなれ】
11/15/2023, 1:13:04 PM
ひとりぼっちのキミに
独りのあたしが話しかける
汚れた毛並みで
あたしが持つ木の枝に戯れ
目が合えば
小さく首を傾げて
まるで 話しかけるみたいな仕草
にゃーって鳴いてごらん?
あたしが拾ってあげる
そう言ったのは あたし か キミ か
にゃーって泣いたら
一緒に帰ろう
【子猫】
11/14/2023, 1:23:09 PM
運ばれた どこか懐かしい匂い
この小さな花が
こんな強い香りを放つなんて
信じられないよね
そういった君の声となびく髪を
風が吹くたび 鮮明に思い出して
そのたびに僕は 君に恋をする
あの花と同じ 甘く香る君に
【秋風】
11/13/2023, 1:18:52 PM
背中を向けて歩き出したなら
向かい合って笑うことも
隣に並んで同じものを見ることも
難しくなると知っている
それを嫌だと思うのは
私だけだったんだね
きっと これが最後だから
笑顔で嘘を吐いてあげるわ
『またね』
【また会いましょう】