【1年後】
1年後はちょうど節目の年になる。だからといって、何がどうというわけでもないのだが。
あまり先のことを言うと鬼が笑うというし、着実に日々を積み重ねていこうか。
とりあえず、猛烈に暑いだろう今夏を無事に越せることを目標にするということで。
【子供の頃は】
これに関しては今も、の話だが、とにかくどんくさい子供だった。何をするにもトロいし、物事をちゃんと理解していない。そのくせ周囲には真面目な子扱いされるという奇妙な現象が起きていた。メガネか、メガネのせいか。
正直、子供時代に戻りたいかと言われればそうは思わない。ロクな思い出が無いもので。今の自分の方が自由な気がする、本当に不思議な話だけれど。
【日常】
SNSアカウントへの不正アクセスが原因で、それまで所属していたコミュニティから離れることにした。
コミュニティ自体から離れる必要は無かったのだが、大切なものをどこの誰だか分からない輩に汚されたのだと思うと、どうにも我慢ができなかった。気持ちの整理をしなければ、それまで自分が積み上げてきたものを何もかも否定してしまいそうだった。
私は今、趣味を一つ欠いた状態で毎日を過ごしている。寂しさを感じることもあったが、案外落ち着いた状態で生活できている。思えばSNSなんてなかった頃はこれが当たり前だったのだ。誰かに認めてもらいたいと欲を出したから、余計につらくなっていたのかもしれない。承認欲求とは厄介だ。だからこそ「離れる」ことが時には大事なのだとつくづく思っている。
それはそれとして不正アクセスした奴、絶対許さないからな。
【好きな色】
昔は黒が好きだった。理由は――たぶん、自分に自信がなかったからだろう。無難で失敗しない色。おしゃれに興味も無ければ、華やかな装いは気後れする。そんな心境からきていたのかもしれない。
今の好きな色は赤だ。理由は分からないし、気づいた時にはそうなっていた。黒い物ももちろん使うけれど、こまごまとした物に赤系統の色が増えている。買い替えた車もがっつり赤いし、眼鏡のフレームは赤でないと締まらない。
もしかしたら十年先にはまた違う色が好きになっているかもしれないし、ずっと変わらないかもしれないが、その色を自信を持って纏える自分でありたいと、そう思う。
【あなたがいたから】
あなた、の部分に推しの名前を入れたい。
推しがいなければ今の私はいないだろう。
推しは世界を救う。推しよ、永遠なれ。