1/29/2023, 2:50:08 AM
カンカン照りの暑い中山の麓の街へ行く。
時間がかかるので、道中野宿をしながら歩く。
電灯もない、時計もない。
持っているのは商品とお金、そして寝袋。
ただ、何もない山の間を歩くだけ。
夜になる。
光るキノコを見つけ出し、道の端に火をたく。
ポカポカしていると獣が来る。
この山のこの時間。
山の掟で手を出せない。
皆それ守り近づいてくる。
一人に全員集まって、温かい中夜を超す。
一夜開けると皆別れる。
これも全て山の掟。
道中で果実を取る。
全てを取らず、食べる分だけ。
バッグの中の商品を見る。
入っているのは薬草で作った薬のみ。これを街で売り続ける。
売ったあとのお金は木材を買う。
買った木材で山に橋等作り、恩返し。
これも全て山の掟。
これが私の住む山の掟。