桜が咲き、たくさんの出会いと別れがあり、誰もが嬉しがり、そして悲しむ。あぁこれが世にいう。心のところに雨なんだね。

いつも一緒にいるあの子はクラスにとって特別な存在。信頼があり、将来有望な秀才で誰もが彼女を羨んだ。もし叶うなら、私もあの子みたいに、信頼があり、将来有望な秀才になって、みんなの特別な存在に、私はなりたい。

自分には呆れたな〜、信用していた友人に裏切られ、大切な人も守れない。こんなとてもよわくて何の役にも立たない私が嫌だ。でも、アイツらもあいつらだ。私を裏切ったから、私を信用しなかったから、痛い目にあったんだ。何だか今まで守ってきた私がバカみたい。

いつもと変わらぬ毎日を友人と過ごしていた。
朝起きてご飯の支度、仕事に行く準備をしたりしていた。
ふとした瞬間、私たちは見知らぬただ真っ白な空間に立っていた。
私たちの周りには何も無い。天井を見上げるとそこは、天窓になっていて、真っ青な空が広がっていた。でも、他には何も無い。
私たちだけの空間に、世界に、二人ぼっち。