8/20/2024, 2:25:59 PM
言いたくない「さよなら」を告げようと口ごもる唇
嫌だ、言いたくない
ねぇキスで塞いでよ
『さよならを言う前に』2024/08/20
10/19/2023, 4:23:19 PM
互いのライバル意識が凄過ぎるのと言葉足らずなだけで案外考えていること、思っていることは同じだったりするのだ
だから、彼らを取り囲む周りの人たちは『また今日もやっている』、『仲良いわね』と微笑ましい目でいつも見守っていた
さて、ふたりがそれに気がつくのはいつだろうか
『すれ違い』2023.10.20
10/17/2023, 8:56:20 AM
窓から差し込む暖かな日差し
眩しいくらいな陽の光は今日からはじまる新たな門出を祝福していた
『やわらかな光』2023.10.17
10/15/2023, 9:11:16 AM
『こんなもんじゃないだろ』
いつしか、上から目線でかけられた言葉
あぁ、おれはこんなところで諦めるような男ではない
ぜったいに隣、いやお前を追い越して塗り替えてみせるよ
『高く高く』2023.10.15
10/14/2023, 8:54:53 AM
僕の方を振り返っては子供のように無邪気に笑う君
つられて自然と僕も笑っていた
「あっ、君の笑った顔はじめてみたかも」
彼女は、僕が笑ったことに驚くと、すぐ嬉しそうな顔をした
「笑えるじゃん。笑顔、素敵だよ」
嵐のように、僕の目の前に現れた女の子
彼女と出会ってから、まるで世界が色づくみたいに、長いこと忘れていた感情を、ぼくは取り戻していた
『子供のように』2023.10.14