「花束」
ひとつひとつ咲き乱れるように
ひとつひとつ大切にしたよ
真っ直ぐな言葉達が
君に届くように約束したメッセージ
ずっと抱えてよ
テディベア
「どこにも書けないこと」
昼下がりの薄明かりの中
私はまだ薄い肩からキャミソール
の肩ひもを薬指ではずされた
カーテンが揺れている
まだ幼さが残る初めての出来事
「溢れる気持ち」
繰り返し閉じ込めた言葉は
溢れてしまいそう
君への想い消してしまおうとしても
溢れてしまうんだ
手放してしまうともうダメになってしまう
もぎとられたフルーツみたいに
自分が無くなってしまうんだ
こんなにも深くはまってしまうなんて
どうすればいいのかわからなくなるんだ
テディベア
「勿忘草」
失うことは淋しいことじゃない
何のために?意味など最初からない
あなたがいてわたしがいる
失うものは何ひとつない
愛を求めて歩いている
いつか終わりが等しくくる
それまで共に歩いてる
渇ききったら潤い求めて
探してる愛の名残りを
失うことは淋しいことじゃない
あなたがいてわたしがいる
テディベア
「ブランコ」
漕いでは戻り
戻っては離れてく
縮まらないふたりの距離感
だけど追いかけてるの
あの青空のように
真っ白な雲を捕まえたいの
揺れる恋心
滲んでく 潜ばせてる
愛したいの
風を感じて あなたを