私の視線の先にはあなたがいて、
あなたの視線の先には私がいる。
見つめ合うのは照れるけれど、
お互いの視界に入っていることは嬉しい。
そういうこともあったなぁ。
「視線の先には」
マインドフルネスの呼吸法を続けている。
呼吸に注意を向け、「今、この瞬間」を意識する
方法だ。
目を閉じ、呼吸を意識し、途中何かしら考えが
浮かんでも、そのことに気づいて、また呼吸に戻っていく方法だ。
無(に近い)になり、静かな時間が流れる。私だけの大切な時間だ。
何かを考えることが間違っているのではない。それに気づくのが大切なのだ。
無理の無いよう、5分10分の瞑想をしている。禅の音を流したり、リラックスや静寂をイメージした
音楽を流しながら呼吸を繰り返す。
日常の中に生まれた、落ち着いた空間。
私だけの空間。過ぎ行く日々の中で、今日も身を
ゆだねている。
「私だけ」
あの日笑いあったこと。あの時傷ついたこと。
遠い昔の出来事になった。
思い出は、感情の抜けた「覚え」に変わった。
「遠い日の記憶」
ちょうど今日の話。
人を待っているとき、車の中から何気なく空を
見上げてみた。
青空に、もくもくとした雲と、薄い帯状の雲が
浮かんでいた。
2種類の雲が一緒に浮かんでいるのって珍しい?と
思いながらも、なかなか綺麗な空をしばらく見て いた。
夏が来たなぁと思う。午前から気温が高い。
待ち人が来たので、空から視線を外した。
明日も暑くなる予報。また、今日のような空が
見えるかもしれない。
「空を見上げて心に浮かんだこと」
さあ終わりにしよう。
これまでのことは忘れて
前を向いて歩いていこう。
「終わりにしよう」