明良

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11/2/2024, 1:44:59 PM

危機感のないあの子を部屋から叩き出して送り届けた後にもう寝ようと布団に入ると、あの子の香りがした。
眉を寄せて、私は寝よう寝ようと目を閉じた。

【眠りにつく前に】

11/1/2024, 2:19:33 PM

永遠に続くことに、私が死ぬのが先かも、と気が遠くなった。

【永遠に】

10/31/2024, 2:45:00 PM

幼いときに考えた理想郷は実現しようのない恐ろしいものだと今はわかる。
性格、容姿が選定された市民と、治安、見た目が安定した施設の街並み。
市民全てに、欠陥が無ければ貶しあいがない平和があるものだと思っていた。
そんなわけない。人はどうしても比べ合い、選りすぐれば選りすぐるほど、常軌を逸したところまで基準を引き上げて突き求める。おおらかでなくなる。
この欠陥だらけの私と世の中で、私には恥じないように生きていくしかない。

【理想郷】

10/30/2024, 3:36:08 PM

「あ〜懐かしい!」と皆が口々に言う間ピンとこなくて自分ってなんだろう、と沈むこともある。その感覚の方が懐かしい。

【懐かしく思うこと】

10/29/2024, 7:41:06 PM

自分の人生にも、もう一つの物語が欲しかった。
最初の物語すら描ききれてない人には贅沢だね。

【もう一つの物語】

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