まち

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8/29/2024, 11:05:04 AM

そんなに不器用なら、愛の言葉は要らないよ。
その代わり、好きでい続けてくれていることを、その他全ての手段でちゃんと伝えて。

伝えているつもりで甘んじないで、私の心を突き刺すほど、温もりで窒息しそうなほど、狂おしい愛をちょうだいね。

ただ、それが出来ないと言うのなら、こう一言、私が眠る数秒前にささやいて。

「好き。」
ね、安い女でしょう?

8/28/2024, 11:47:41 AM

突然の君の訪問。
やだ、トイレも1週間掃除してないし、布団も起きた時のまま。寝相が凄まじく悪いことがバレちゃう。
まあその辺で休んでてよ、と言うための、その辺にあたるスペースには、さっき脱いだばかりの服が散乱している。
君に出すための紅茶も切らしているし、紅茶を置くためのテーブルには雪崩を起こしながらも落ちるギリギリでとどまっている文庫本。

あと5分待って、片付けるから、と言いながら、あと5分で何が出来ると言うのか。
ああ、こういうこともあろうかと、日頃から少しずつ片付けをしておけば良かったものを。
そういう思考はこれまでの人生の中で何百回と繰り返してきた気がするけど、結局明日になったら忘れちゃうし、突然の訪問者が来た時だけ、都合よく現れる思考だよね。

さあ、今日は三連休の初日。
突然訪問してくる君、なんて存在はいないけど、絶対この部屋を見せられないなという人を君として、君が突然来ることをリアルに想像して、重い腰をあげまして、部屋の大掃除といきますか。

8/27/2024, 12:01:40 PM

佇むのは大体、どしゃ降りの雨の中か砂と石だらけの荒野。
晴れてる日にぼーっと遠くの山々を見ている時って、なんて表現するのかしら?