研究者やその卵はすごい。
昨日、私は運動がてらに地元の大学を訪れた。
そこは、国立の大学で校庭を地元の住民にも開放しておりよく訪れる。その日も、いつもと同じように家をでて大学まで向かった。驚いたのが、もう年末だというのに電気がついている建物があった。よくみると、その建物の前に工学部キャンパスとの看板がたててある。おそらく、どうしても終わらせたい研究があったのだろう。わたしもかつては大学に通っていたので冬休みを待ち遠しくなる学生さんの気持ちがよくわかる。それを未来の日本のために捧げてくださる気持ちが素晴らしいと素直に思った。研究者の卵である学生さんにとって素晴らしい冬休みになることをお祈りします。
かつて、テレビが登場したときは白黒で高級品だった。それが、今や持っていることが当たり前になりテレビとパソコンを繋いでYouTubeをみることも当たり前になってきている。それだけでなく、多くのものが発展してきた。そんな、変わらないものはないないといいきれる世の中で昔と同じものがある。今、親族を騙りお金を振り込ませる詐偽が増えてきているようだ。世の中の発展、とくにSNSの普及により昔より詐偽の手法が増えてきた。マッチングアプリを利用したロマンス詐偽を耳にしたことのある人も少なくないだろう。そんななか、世間の人が忘れた頃に従来の詐偽の代表といっても過言ではないおれおれ詐欺が流行りだした。
今も昔も、大事な人に対する愛情を利用した人間がいてそれを利用する人の心だけは今も昔も変わらない。
松任谷由美の曲のひとつに「恋人はサンタクロース」というものがある。小さい頃は、とくに意味もわからずにその曲を耳にしていた。しかし、大人になり親からプレゼントをもらえなくなってからやっとこの曲や彼女の伝えたいことがわかってきたように思う。大人になってからは、プレゼントをくれる存在は恋人だけなんだと伝えたかったのだ。夫や妻になると、自分より子供の方に目がいきパートナーに対してプレゼントを用意することを忘れてしまう。だからこそ、恋人はサンタクロースなのだ。
地元に、冬が近づいてくると毎年のようにイルミネーションで飾り付けをすることで有名な家があった。幼い頃、私はそれを見るのを楽しみにしていたことを今でも覚えている。しかし、ここ数年はその家は真っ暗になってしまった。イルミネーションをやめてしまったのである。聞くところによると、旦那さんの浮気で離婚をしたようだ。おそらく、その前から不仲ではあったのだろう。しかし、近所の人にそれを察せられないように少しでも幸せな家庭だと演出するように家を飾り付けていたのかもしれない。しかし、離婚をしたことでそれをする必要がなくなったのかもしれない。
この世に生きる者はみんな、砂時計を持っている。それは、神々やご先祖から私たちがあとどれくらい生きていられるかわかるように生を受ける瞬間に授かったものだ。当たり前だが、それは毎日減っていく。すべて使い終わったときに私たちはもうこの世にいない。そんななか、1回だけでいいから砂時計を逆さまにしたい。欲深いと思うけど、両親や同僚と過ごしたい。それに、2回目の人生なら今は苦手な人のことも少しは好きになれるかもしれない。どうせなら、周りの人のことを愛せる状態で亡くなりたい。それが、砂時計が逆さまになって2回目の人生を送ってからでもいい。まぁ、それは他力本願で現世においてあの上司から好かれる努力をしろよって自分にいいたい。