8/2/2024, 2:49:34 AM
明日、もし晴れたら
7/20/2024, 7:52:46 AM
視線の先には
私の視線の先にはいつも貴方がいる。
そんな貴方の目線の先にはいつも決まってあの子。
7/14/2024, 5:03:15 PM
手を取り合って
アラームをかけ忘れて寝坊した朝も、お弁当を家に忘れてぐーぐーと鳴るお腹を抑えた昼も、唐突な不安に襲われて泣いてしまう夜も、いつも貴方が隣にいてくれていて、たすけてくれた。
いつもたすけられてばかりだから、私も貴方をたすけられる人になりたい。だからいつも私の鞄は大きいの。
素敵な貴方の隣に相応しい人になりたいから。
5/16/2024, 3:49:17 PM
愛があれば何でもできる?
『愛があれば、なんでもできるのよ』
そう教えてくれたのは母だった。当時の私はふーん、と深く考えることなく聞き流していたけれど、今の私にはその言葉の意味がよくわかる。
隣には大好きな貴方。忍び込んだビルの屋上。遠い地面を眺めていると、肩をぽんぽんと叩かれた。
「怖い?」
しゃがみ込み私の顔を覗き込む貴方。
「怖くないよ」
微笑みながら答えると貴方もふっと笑った。震える貴方の手を強く握った。冷たい夜風が頬を撫でる。息を吐くと白く染まり空気に溶けていった。ふと隣を見ると貴方と目が合った。
「愛してるよ」
「私も」
見つめ合いながら足を一本前に出す。ありもしない地面に足は行き場をなくし、上半身からぐらりと中に浮いた。握った手は離さないまま、目を瞑った。
やっぱり愛があればなんでもできる。