10/17/2024, 1:47:23 PM
忘れたくても忘れられない
ずっと覚えている。ずっと引きずっている。
中学生の頃、小学生の頃、なんなら幼児の頃の、
いわゆる黒歴史。どうせ私以外誰も覚えてないのに。
みんなそのくらいやらかしてるはずなのに。
分かっていても、ふと思い出すと死にたくなってくる。
だから、過去を振り返る暇もないくらいに今を。
今をただ走って上書き保存したい。
記憶はいつか昇華される。どんな記憶でも思い出に。
10/16/2024, 3:45:20 PM
やわらかな光
ステージの上でやわらかな光に包まれる。
誰かは眩しいと言うけれど。
誰かは避けようとするけれど。
初めて浴びたその光は、想像よりずっと優しく感じた。
客席がどんなに暗くとも、どんなに遠くにいようとも、
どこかから声が、光が、届いていた。
9/16/2024, 10:01:04 AM
君からのLINE
君からのLINEをふと見返す。
生産性のない会話。ほとんどスタンプで終わる会話。
なのに何故か笑えてくる。
月に数回の、唐突に始まる会話だ。
ちょうどいい距離感で、適当に語り合える。
このまま疎遠なんてならないといいな。
9/16/2024, 9:51:09 AM
命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きる前に、やりたいことが沢山ある。
人の寿命じゃきっと、全然足りない。
やりたいことも、やらなきゃいけないことも。
それでも命は燃え続けて、すり減っていくから。
燃やし続ける。走り続ける。命が燃え尽きるまで。
9/14/2024, 11:08:59 AM
夜明け前
夜明け前に目が覚める。
夜明け前どころか、真夜中だったかもしれない。
何となく身を起こしてみる。
時計はよく見えないけど、カーテンの外は真っ暗で。
ああ、そうだ。今は旅行先。広いホテルの庭が見えた。
曲のジャケットみたい。そう思えるほど綺麗な木陰だ。
夜明けまで、寝られなくてもいいかな、とも思った。