6/30/2024, 1:38:02 PM
赤い糸
運命の相手と繋がれているらしい赤い糸。
他にも、黒い糸、緑の糸、黄色の糸、青い糸。
人の指には沢山糸が絡み付いて、
まるで操り人形みたい。
生まれながらの繋がりもきっと大切だけど、
本当に自分らしく生きるなら、運命なんて気にせずに。
好きな物と、好きな人と生きていきたいな。
6/29/2024, 12:47:36 PM
入道雲
あの日、君と見た景色。
丁度電車が通り過ぎた踏切の奥の遠い空には、
真っ白な入道雲が見えていた。
あの青と白のコントラストと、
夏を思わせる熱い日差しは、
きっと、ずっと色褪せない。
6/28/2024, 4:18:36 PM
夏
期末テストが終わり、落ち着いた頃。
体操服での登校が許可され、
プールの授業も始まってくる。
そんな夏が、暑い日差しが好きじゃない。
だけど、体育祭が、夏休みが、青い空が。
キラキラ輝く青春が、確かにそこにあった。
6/27/2024, 5:09:47 PM
ここではないどこか
社会科の先生が言っていた。
関東から出たい。こんな汚い空気...。
ここではないどこか。県外か、はたまた海外か。
空気がおいしい、なんて感覚、私は確かに知らない。
でも、“空気”なんて曖昧なもののためだけに、
今の環境を捨てる勇気なんてないし、
そのせいで寿命が縮まる訳でもない。
それでもきっと、ここは息苦しいんだろうな。
6/26/2024, 2:30:48 PM
君と最後に会った日
「また明日ね。」
なんてことない挨拶だった。
でも、それは嘘になった。
最後なんて、誰も思ってなかった。
君にはわかってたのかもしれないけど。
姿を現して欲しい。またその声で話して欲しい。
連絡を返して欲しい。既読をつけて欲しい。
それすらも、もう叶わないんだね。