流れ星に願いを
流れ星が見えて、咄嗟に願いを送る。
そう、流れ星が流れるのは一瞬で、
何を願うかなんて考えている時間はない。
だからこそ、常日頃から望んで、願っていること。
それくらい“叶えたい”意志が強いから、
流れ星に願ったことはきっと叶う。
信じていいよね。お星様。
ルール
この世にルールなんてないよ。
全部、誰かが勝手に決めただけで。
「化粧をするな。」「ちゃんと化粧して。」
「勝手に動くな。」「自分で考えて動け。」
人によって、場所によって、規則は変わって。
所詮誰かの意思、考え方に則られている。
そんなの分かってる。分かってるけど。
置かれた場所で咲きなさい、なんてよく言ったもので。
そこで正しくあるために、反乱分子にならないように。
理不尽に耐えて、意味の無いルールも守って。
いつまでそうしていればいいんだろうね。
今日の心模様
心模様。心のありよう、心境。
普段から意識するものでは無い、気がする。
みんなの作品を見ると、天気に例えている人が大半だ。
それを借りるとまぁ、曇り...だったかな。
学校にいる時間は長かったけど、部活はなくなった。
楽しみにしていた授業は、さほど楽しくはなかった。
どっちつかずの変な心境、天気だった。
世界も私の心模様も、あした天気になあれ。
たとえ間違いだったとしても
あなたが選んだその選択を、
どれだけ世間が非難しようと、
自分がいいと思うのなら、意志を崩さなくていいの。
たとえ間違いだったとしても、そこからどうするか。
引き返して、選び直して、それは悔しいと思わない?
正解を選ぶんじゃなくて、
その選択を間違いにしないように生きる。
雫
予定が終わり、ひとりの帰り道。
私の手元にふと、ぽたぽたと雫が落ちる。
雨?傘は持ってきていない。焦って空を見上げると、
晴れ。全く雲がない訳では無いが、
雨が降っている様子もない。
じゃあこの雫はなんなんだ?
我に返ってみると、
何故か立っていられなくて地面にしゃがみこんだ。
そこまでして、やっと認識できた。
今私の頬を流れている雫。
私は自分が泣いていることにも気づけなかった。
早く帰って休もうか。来週の予定は断って。