私の進むところは全て街である

迷い道も、行き止まりも
素敵な街の一部だ


《街へ》

私にとって

優しさは自分にわかるものであれ


《優しさ》

今宵のお相手は


その日は初めての感情と出会った
虚しいと嬉しいが混ざったような

毎夜、違う感情達とお相手するのは
私のその日の最後の仕事
そして、新しい日の最初の仕事でもある


ミッドナイトのお仕事を始めよう


《ミッドナイト》

声の聞こえる方へ

見えないものを見ようとしても
見えない事に変わりはない
ならば心の声に従えとよく言われる

信頼できる声ならば少し自信が持てる
でも、そんなもの怖いに決まってる

安心と不安は紙一重


《安心と不安》

私の逆光

自分に当たる逆光に対し
光は当たっていると見るか
当たっていないと見るか

どちらにせよ
前を向く理由にしてはどうだろう？


《逆光》