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2/28/2025, 4:24:26 PM

あの日の温もり

なんてことない日。
昨日の延長線上のような1日。
そんな日に訪れた、特別な一瞬。
君のちょっとした優しさが、
僕を彩った。

2/5/2025, 9:59:58 AM

永遠の花束

貰ったものはどうしても捨てられない。
これはあの子に貰ったシャーペン。
こっちはあの人から貰った消しゴム。
それに綺麗な花。
正直、花は保存するのが大変。
でもそれ以上に捨てられないって思いが強い。
おかげで部屋がとても華やかになった。
15本の花。
毎年誕生日にプレゼントしてくれた。
花が好きな子で、道端に咲いていた花について
教えてくれたこともあった。
そんな時間が、私はとてつもなく好きだった。
16本目の花は、もう何年も貰えていない。

2/3/2025, 4:15:55 PM

やさしくしないで

優しさには種類がある。
私が受ける優しさの殆どが気遣いだ。
どう接するか分かりきっていない、
微妙な距離感からくる気遣いである。
関わりづらい雰囲気なのだろうか。
それとも私が一線を引いているのだろうか。

私はあなたと仲良くなりたいのに。

と思いながらも受け身でいるせいか。
本当は、私が、気を使っているのか。

自分に自信がないから?傷つきたくないから?

気遣いを受けたくない、やさしくしないで、
そう思っているのに、思っていたはずなのに。
私は、相手のやさしさに頼っているのか。

1/30/2025, 4:10:37 PM

まだ知らない君

もっと、もっと、と欲が出てしまう。

君とは友達だけど、知らないことばかりだ。
私が見る限り、君は淡白だ。
いつもさらっとした会話をしている。
自分のことも、私のことにも踏み込まない。
だから私も踏み込まない。
この関係を何かの手違いで終わらせたくない。
私は臆病だから。
でも、やっぱり知りたくて。
新しい君を見たくて。
いつか、いつか、と君を知る機会を窺う

この延長線上で、息を潜めて。

12/25/2024, 11:13:12 AM

クリスマスの過ごし方

いつも通り出勤して、いつも通り退勤する。
そういえば今日はクリスマスだったか。
冷蔵庫の中にポツンと置いてあった缶を手に取る。

「メリークリスマス」

誰に向けたものでもないその言葉は
静かに消えていった。

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