10/25/2024, 1:46:29 PM
ないものばかりで飽きてたかい?
雨に濡れたままの蛇口が
上向きの靴に降りかかる
虹は出ないね晴れないね
海月の痛みも珊瑚の欠片も
拝啓君に伝えたいの
背景ぼくらの背中には
きっと笑えない冗談があるのでしょう
手紙を書き損ねたインクから
うまく言葉にできないと管を巻いた
10/24/2024, 10:06:54 AM
暗いまま時間は過ぎ
蝋燭が消える瞬間まで
ぼくはあなたといたかった
手を伸ばしても空を切る
10/23/2024, 12:37:16 PM
なんにもないはずの曜日に
開いたままの喫茶店
人も街も色も声も
すべてが何処か可笑しいような
懐かしむような
まっさらだね
手を伸ばしながら君は云う
まだ温かいね
ぼくの髪を撫でながら
お菓子いね
あゝ可笑しいね
ってなんで泣いて笑ったって
悔やんで晴天を突く
10/22/2024, 12:11:10 PM
愛されてたいね
まだ本当に生きてたいね
誰かのIが痛くてもげて
変わっちゃったんだねと唾を吐く
幸せならそれでいいかもね
君といたいなら笑ってたいね
なんて優しく呟く声も
今じゃ大げさに表せなくて
10/21/2024, 10:10:47 AM
愛を
藍を
叫びたい
名前を
泣くほど
叫びたいの
涙が頬を伝って
喉元が千切れそうなほど
あたしは笑いたかった
前だけ向いても駄目ね
死にたくない
生きたくもない
誰か助けてと
小さく言った