10/23/2024, 12:37:16 PM
なんにもないはずの曜日に
開いたままの喫茶店
人も街も色も声も
すべてが何処か可笑しいような
懐かしむような
まっさらだね
手を伸ばしながら君は云う
まだ温かいね
ぼくの髪を撫でながら
お菓子いね
あゝ可笑しいね
ってなんで泣いて笑ったって
悔やんで晴天を突く
10/22/2024, 12:11:10 PM
愛されてたいね
まだ本当に生きてたいね
誰かのIが痛くてもげて
変わっちゃったんだねと唾を吐く
幸せならそれでいいかもね
君といたいなら笑ってたいね
なんて優しく呟く声も
今じゃ大げさに表せなくて
10/21/2024, 10:10:47 AM
愛を
藍を
叫びたい
名前を
泣くほど
叫びたいの
涙が頬を伝って
喉元が千切れそうなほど
あたしは笑いたかった
前だけ向いても駄目ね
死にたくない
生きたくもない
誰か助けてと
小さく言った
10/20/2024, 12:21:10 PM
花びらが舞う季節に
花瓶が割れる寿に
あなたはわたしと舞い踊る
ひらひら
ふらふら
酔いしれながら
くるくる廻る
揺れるスカートは気にせずに
冷めきったローファーもいっそ脱いで
背伸びして躓いて
紐を緩んで
10/19/2024, 11:42:31 AM
あなたとは一年前から知ってた
だけど今はいない
あなたはいない
疲れちゃったんだ
溜めた罵倒が繰り返す
知らないままに愛は冷めちゃったんだ
今の私も覚めちゃったみたい
もう無理かもね
って泣いたかおで笑えば
そうだねって
あなたは無表情で呟く
ありがとうさえも
今のあなたには届きはしないか