君と歩いた道を久しぶりに1人で歩いた。
足を踏み入れただけで、あの日のことを思い出す。
もう、声も忘れてしまった。
新しい場所で元気にやってるかな。
もう会えなくてもいい。
でも、時々思い出して欲しい。

昔、３年も想い続けていた人がいる。
いつまでも、好きでいると思っていた。
他の人を好きになるなんて、想像もしていなかった。
これ以上の人はいないと強く思っていた。
あの気持ちは、恋か、愛か、それとも執着か。

あの日、雨が降っていて2人で同じ傘に入った。
顔が赤かったの、気づかれてないといいな。
誰にも見せたくないんだ。
秘密なんだ。

たとえ何かが終わっても、また第2章が始まる。
ずっと、ずっと、続いていく。
これは、まだ続く物語。
終わりはわからないけど、だからこそ楽しい。

さらさらと、花弁が散っていく。
この気持ちも、薄れていく。
どんなに好きでも、どんなに苦しくても、これ以上想う人がいないと思っても、終わりがある。
辛い気持ちも、終止符が必ずある。
それまでの時間は個人差があると思うけど、今は焦らずに待とう。