星空を見るのが好き。どんなにつらいことがあっても、星空を見るたびに、頑張ろうって思えるから。

この先の未来のことは、全部神様だけが知っている。
僕たちは、まだ何も知らない。
うまくいくのか、うまくいかないのか、不安だ。
不安だけど、この道を進むしかない。
大丈夫、神様は見守ってくれてる。
そう自分に言い聞かせて、一歩進んだ。

本格的に夏が始まって、日差しが強くなった。夏は暑いから苦手だけど、冷たい食べ物が美味しいし、たくさん遊べるから、一番好きな季節。

きみと赤い糸で繋がっているんじゃないかって、なんとなく思う。今までモノクロだった世界だったけど、きみと出会って、世界が彩った。運命の人の定義ってなんだろう。きみが運命の人だったらいいのに。

入道雲を見てきみはこう言った。
「大きな雲の上って、乗ってみたくない？」
その言葉を聞いて、確かにと思った。小さいときはよく雲を見るたび、そう考えていたかも。大きな雲に乗って、下から見える景色を眺めたいって思ってたな。今でもたまに想像しちゃうんだけど。