あの頃の私へ
家族、勉強、進路、友達、恋愛…頭が痛くなるほど悩みが多くて、すごくつらかったよね。不安でいっぱいだったよね。でも、大丈夫。時間が経つにつれ、なんとかなるから。責任感が強くて、1人で抱えこむことが多いけど、しんどい時は人を頼っていいんだよ。泣きたい時は好きな音楽聴いて、たくさん寝てね。学校が嫌な時は、無理して行く必要なんてないし、たまにはサボってカラオケにでも行っちゃえ。
だから、大丈夫。きみなら乗り越えられるし、素敵な人になれるし、いい出会いもあるから。

運命からは、逃れられない。たとえ何があっても、運命とはずっと一緒。たとえ離れても、また繋がる。運命の人って、どんな人なのかな。もしかしたら、意外と近くにいたりするのかも。

また明日。帰り道にそう言って別れる。あと何回この言葉を言えるのだろうか。卒業して進路が離れてしまっても、疎遠になりたくない。ずっと、このままがいいよ。

あなたが理想の恋人だった。
いつも遠くからあなたを見つめてた。
勇気を出してメッセージを送ったこともあった。
でも、あなたは返信が遅かったね。
つらかったけど、そんなとこも好きだった。
何度も想いを伝えようとしたよ。
結局やめちゃったけど。
もう、この恋は終わり。
さようなら。
素敵な人とお幸せにね。

アメリカで留学中の彼が帰ってくると聞いた。
1年ぶりに彼に会えると思うとすごく嬉しくなった。
だが、帰りの飛行機が事故に遭い、彼は亡くなった。
大好きな彼がもうこの世にいないのに、
なんで何も感じないんだろう。
大切な人は、突然いなくなるんだね。