初恋は小学校3年生の頃だった。勉強が得意で、優しくて、物知りな子だった。好きバレが怖くてアプローチなんて全然出来なかった。結局上手くいかずに儚く終わった恋だけど、今でも大切な思い出です。

もし、明日世界が終わることになったら、何をしよう。美味しいものを、たくさん食べればいいのかな。大切な人に、会いに行ったらいいのかな。やりたいことを、全部やったらいいのかな。いつも通り過ごしたらいいのかな。世界が終わることを考えれば考えるほど恐ろしい。
死にたくないよ。

君と出逢って、僕は成長した。
人に優しくできるようになった。
困っている人を助けるようになった。
新しいことに挑戦できようになった。
嫌いだった勉強もしっかりやるようになった。
君と出逢わなければ、今の僕はいなかった。
だから、ありがとう。
僕はそう思っているけど、
きっと君は僕とのことを愛していないだろう。
一方的な想いでも、構わないんだ。
だって、僕はこんなにも幸せなのだから。

2人だけの秘密だよ。
そう約束したはずなのに、次の日学校に行くと、そのことをバラされていた。
「ねぇ、あのことって本当なの？」
「〇〇から聞いたんだけどさー」
あーあ、言わなきゃよかったな。なんであの時話したんだろう。

お願い。優しくしないで。これ以上優しくされたら、もっとあなたを好きになって、苦しくなってしまうから。もう、あなたに恋をしたくないから。