カーテン
それはまるでその先を隠しているようで
その先に何があるかは開かなければわからない。
その先にあるのは
光かはたまた闇なのか。
何かあるのか何もないのか。
それらは全て開かなければわからない。

生きるとはそういうこと。

あの日見た空の色はどんな色だったか。
あの時友と話したのはどんなことだったか。
あの夏に見た花火はどんなに綺麗だったか。

それらがどんなものだったかなんて深く傷つき青に染まった私には思い出せない。

でも今の私は今を生きる。

私らしく生きればいい。