月海月

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7/22/2024, 9:45:46 AM


きみが視線を向けているものが

きみが声をかけているものが

きみが体温を預けているものが

全てぼくが独占できたならいいのに


# 今一番欲しいもの

7/20/2024, 2:20:50 PM


“はじめまして。××といいます~”

“ご新規さんはじめましてー!”

“〇〇です。よろしくお願いします”

“よろしく~”

“△△ともうします”

“△△さんですね。ごゆっくりどうそ”


様々なコミュニティでたくさんの名前を使い分け
そこに馴染む人格を創り文字でのやり取り。

…ほんとうのわたしは誰も知らない

#私の名前

7/20/2024, 8:49:06 AM


同居の二足歩行があたしを見てるけどなんの用?

大人しくしているじゃない

二足歩行が聴こえない音を聴いているだけなんだけど

何も居やしないわよ

…あんたの後ろにはね

#視線の先には

7/19/2024, 12:35:51 AM


これだけヒトがいるのに
なぜ見向きもされず存在している?

放った言葉は誰かをすり抜け通り過ぎていく

誰かを触れようと手を伸ばせば、その手は空を切るだけで

どうやら私は見えていないらしい

# 私だけ

7/17/2024, 3:34:54 PM

図書館で開いた本の見開きに載った
知らない時代の知らない街。

でも確かに“わたし”はそこにいた。

そこで日常を送った記憶。

仲良しのあの子たちの記憶。

仕舞い込まれた記憶が蘇り、一筋、涙が頬を伝った。


#遠い日の記憶

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