NoName

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7/3/2024, 9:28:33 AM

日差しの暑さに今にも死にそうなきみは
ブレザーを強引に着せた僕にぶつくさ文句を言うけれど、少しは周りを見てほしい。
汗で透けたきみの肌を見ようと湧いて出た虫を睨めば、やつらはそそくさと逃げていく。
だから、放っておけないんだ。

7/1/2024, 11:21:33 AM

カーンっ。バッドに当たったボールが遠くへ飛んでいく。そのボールを目で追っていると、ファウルだったようで、「ドンマイ」という声があちこちで行き交う。
梅雨も明け、燦々と輝く太陽はグラウンドで野球をする男子達に襲いかかる。そんなイジワルな太陽の光をもろともせずに元気よく声を上げる彼らの元気はいったいどこからくるのだろうか。


保健室の窓。

ガラッと保健室の扉が開く。


保健委員、だなんてあってないような委員は