ちょっとした日常が言葉にできないくらい幸せで

明日はどこへ行こうか？ とか
今日は揚げ物の気分だなぁ〜 とか

そんな取りとめもない話を君と。

『取りとめもない話』

ごめんねって何回も謝ってくる君、私だって人間だよ。謝ってももう遅いよ。
だけど、まだ、天秤が君に傾いてしまっているから。

大丈夫ってどうってことないって微笑んで、何でもないフリしてしまう。

『何でもないフリ』

協力とか、仲良しとか、そんな言葉が1番嫌いだったのに。

いつの間にか仲間という存在が愛しくて、宝物のようで。

「...ありがとうじゃ足りないな」 後ろを振り返れば、いつでもその光が包み込んでくれる。

『仲間』

寂しいの。

どうせ君は僕を見てないって知ってるけど。

今くらいは、手を繋いで

『手を繋いで』

泣かないように、涙をぐっと飲み込んで。

君が笑顔でこういうんだ。

ありがとう、ごめんね。って

ああ、僕はこれからこのどうしようもない虚無感と生きていくんだ。

『ありがとう、ごめんね』