11/26/2021, 12:49:08 PM
じんわりと身体を蝕んでいく
君の瞳から伝わる熱
心の奥の方で燻ってやまないこの微熱を
そっと噛み締める。
『微熱』
11/25/2021, 1:00:39 PM
君に嘘をついてしまった。
とても優しい君に。
どれだけ辛くてももうあの時には戻れない。
そう、揺れる日差しが嘲笑う。
僕はこれからもこの罪の意識に囚われながら、
生きていくのだろう。
この痛いほど照りつける太陽の下で。
『太陽の下で』
11/24/2021, 2:40:22 PM
ふわふわのセーターに身を包んだ君。
寒いねってはにかんで白い息を吐く。
真っ赤な鼻、に触れる。長いまつ毛が揺れる。
この時間を僕はそっと心に留める。
永遠に続くようにと。
『セーター』
11/19/2021, 2:43:17 PM
キャンドルの明かりが照らすのは私の心。
わかってるわ。でも、どうしたらいいのかわからないの。
月夜に静かに揺らめいている。
「私の気持ちもこのキャンドルのように溶けて消えてしまえばいいのにね」と嘲笑する。
キャンドルの光は静かに揺らめくだけ。
『キャンドル』
11/18/2021, 1:53:30 PM
たくさんの想い出をくれた君にサヨナラを。
『たくさんの想い出』