〖この場所で〗
本は、お弁当なんです
開けて食べないと味がわからないように
開いて読まないと結末がわかりません。
みなさんも好きな場所、ありますよね。
思わず飛び込みたくなるくらいお気に入りの場所、あるのではないでしょうか。
それが、私は本なのです
私にとって本とは、
まごころこめて文字が詰められた
「飛び込めるお弁当」 なのです。
本の中という場所で文字を食らい、読み終えた後まんぷくになるしあわせ。この場所でしか味わえない美味しさをもっている本が、私は大好きです。
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〖誰もがみんな〗
「いいですかみなさん。誰もがみんな、幸せになれる権利を持って生まれてくるんです。『誰もが』です。」
社会科の先生が人権学習をする時は、毎年この言葉から始めていたのをはっきりと覚えています。
「私もそうだし、このクラスにいるみなさんも、ご家族の方も全員です。生まれた瞬間からついてくる権利なんです」
年に一度しかない人権学習の時間。短い時間の中で何をいちばん伝えるべきか。この日のためにたくさん準備をしてくれていたに違いないといつも以上に熱い思いを感じる人権学習の時間が好きでした。
このお題のおかげで思い出せた記憶です。
社会科に、生徒にとてもまっすぐで尊敬できる先生でした。
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〖花束〗
今日は早く帰れそうなので、いつも支えてくれている妻に花を買って帰ろうと思う。
店員さんには任せず、妻を想像しながら真剣に選んだ。大好きな妻だ。僕がいちばんわかっている。
「ただいま」
僕なんかよりも遥かに鮮やかな花束。
背中に隠し、妻へ近づく。
花束を抱き、妻に向かってこう言うんだ
「僕よりこの花束の方が立派かもしれない。でも、僕から貴方への愛はいくら花でも顔負けだ。いつもありがとう。」
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〖スマイル〗
「一緒にゲームしよう」ではなく
「声が聞きたい」と誘われた電話
声にならない笑み、久々に感じたわくわく。
急いで上着を羽織り、外へ出た。
深夜の刺すような寒さなんて二の次だった。
なにもなかった一日の終わりが
彼によって一気に彩られたあの瞬間。
忘れられないなあ、あの日のこと。
次は私が「声聞きたい」って誘っちゃおうかな
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〖どこにも書けないこと〗
ねえママ
生まれて間もない弟につきっきりだったあのとき
私の事構おうとして始めてくれた交換ノート
やっぱり忙しくて書けなくなっちゃったから返事をくれなくなったんだよね
返事が返ってこなくなってしまったとき
当時小学一年生だった私はこう思ったんだ
「やっぱり私の事なんて見る暇ないよね」
寂しかったな
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